検索結果に感情を付加することによる意思決定への影響に関する研究

2022 B4

B4の林です。卒業研究では、感情で分類した意見をユーザに提示することで意思決定が変化するのかの検証を行いました。

自己紹介

B4の林です。自己紹介します。

  • テニス

    • テニスサークルに所属していて、ヘッドコーチをしていて練習メニュー等々を支持していました。 趣味程度にテニスをするのが好きです。大学の球技大会では準優勝でした。
  • アニメ・ゲーム

    • アニメを見ることも好きです。ほのぼのしたのも好きですが、謎解き的なアニメが好きです。特に「憂国のモリアーティ」はかなり好きです。

    • 今「Dead by Daylight」にハマっています。

  • プログラミング

    • プログラミングは興味がありますが、苦手です。卒業研究で、Pythonを使ってシステムを作成し、ようやく苦手意識が薄れつつあります。今後は何か作品を1つは作りたいです。

研究テーマ

卒業研究では、興味のある意見の感情と異なる感情の意見を見せることによる意思決定の変化を検証しました。

元々感情分析には興味があって、具体的でない感情という情報を数値化し具体化できることがすごいと思っていました。また、買い物やゲームのガチャでも1回調べてどの選択が多いのか把握して、多数派の行動を選択するという自身の行動経験がありました。それが嫌で、幅広い情報をもとに行動選択を行いたいと思ったのが研究の始まりでした。

提案システム

「意見」は「事実」とは違い、感情が含まれた主張だと考えます。意見が数多く投稿されるTwitterを使用しました。

例え、賛成・反対の意見を集めても、何故賛成・反対なのかは様々です。選択したツイートと異なる感情のツイートを提示することで幅広い情報を得られると考えました。そして、それを実現するシステムを作成しました。

システム上

システム下

実験では、感情分析が見ることができない従来条件と見ることができる提案条件の2条件でした。ある賛否の分かれる話題に対するツイートを表示するシステムを10分間使用して、賛否の立場とその根拠・意見が変化するかを検証しました。

結果としては、感情分析の結果を提示することで根拠・意見が変化するとは言い切れませんでした。

Previous Post