最近勉強した色々な学習法についてまとめてみました。自己調整学習・発見学習・反転学習の3つを紹介します。
自分の学習過程に能動的に関わりながら進める学習のこと。このとき学習過程とは、予見・遂行コントロール・自己省察という3段階を指し、それぞれ「動機づけ」「メタ認知」「学習方略」が関与する。
目標設定や学習計画を立てる段階。この時、「自分ならここまでできる」という自己効力感や、課題への興味、成績を上げたい等の動機づけが重要となる。
実際に学習をおこなう段階。学習を進めるなかで、よく間違える箇所に気づいたり、全体の進捗を管理できるメタ認知が重要となる。
学習を終えたのちに自己評価する段階。学習の成果を振り返り、さらに効果的な学習をするにはどうしたら良いか、上手く学習が進まない時にはどうしたら良いか、という新たな学習方略を立てる。
これらの3段階はサイクルとして周り、繰り返すことで自律的な学習を行えるようになる。
未知の知識について、学習者が自ら知識を発見し学ぶ学習法。教師が学習者に学習課題を提供し、学習者は新たな知識の仮説を立てながらその課題に取り組む。仮説の検証を進める中で、学習者は新たな知識にたどり着くことができる。
自宅で予習し、授業では演習やディスカッションなどを行う学習法。通常の、授業→宿題という流れとは逆の流れとなるため反転学習と呼ばれる。
参考文献