B4の後藤です。(たぶん)電通大で唯一フェンシングをしている人です。 友達と、学生時代の思い出話をして楽しく盛り上がったり、初対面の人と、幼いころに遊んだおもちゃの話をして仲良くなったりした経験はありませんか?私の研究ではそのような現象について扱っています。
B4の後藤です。(たぶん)電通大で唯一フェンシングをしている人です。はじめに軽く自己紹介をします。
友達と、学生時代の思い出話をして楽しく盛り上がったり、初対面の人と、幼いころに遊んだおもちゃの話をして仲良くなったりした経験はありませんか?私の研究ではそのような現象について扱っています。
ノスタルジアとは、日本語で「感傷を伴う懐かしさ」と表されます。そのなかでも個人的ノスタルジアは、個人的な記憶に基づくノスタルジアを指します。ノスタルジアの研究はまだ歴史が浅いのですが、心理学研究から、様々なことが分かってきました。個人的ノスタルジアが喚起されると、ポジティブ感情が生起したり、社会的つながりの意識が強くなったり、対人能力が向上したりするそうです。このように心理学の基礎研究で得られた知見を、技術的に活用できないか、というのが僕の研究の根底にある考えです。
具体的には、Twitterのようなプラットフォームで個人的ノスタルジア(思い出話や画像)を共有することで、上記の機能が効果的に得られるかどうかを検証したいと考えています。今後は、(心理学研究に限らず)先行研究の調査をベースに、実験手法や使用する尺度についても検討していく予定です。